こんにちは、瀬戸美夜子です。
なにもなければ今日卒業だと思います。
瀬戸が卒業すると聞いてみんなは何を思ったでしょうか。
アーカイブは一部を残して非公開とさせていただきます。
オタクのわたしはこれを突き放しと捉えてしまいます。
好きなのに、もう一生あの時間や空間と出会えない、本人がいなくなるのにその機会をどうして、と。
ライバーのわたしはこれを決意としています。
瀬戸美夜子は紛れもないわたしであり、ですがこれからは瀬戸美夜子と名乗れなくなります。
ライバーの卒業は死と表現する方もいますが、私も本当にそう思います。
わたしの人生はこれからも続いていくのに、そうじゃないんです。
なぜなら「瀬戸美夜子」はみんなに見てもらえて初めて瀬戸美夜子になれるんです。
わたしは自分のため、誰かのために頑張るって決めました。
みんなに見てもらえるこの場所に甘えないように、決意をしました。
なんか難しい話っぽくなっちゃいましたが、がんばるね~~ってことです。
わたしは今まで自分に甘えていた全てのツケを払うぞ、と卒業を決めました。
素敵なこの場を言い訳にしちゃいけないんですね。そんなのあんまりです。
もちろん、たまには休みに来てってリスナーは言ってくれると思うし、実際に言ってくれました。
でも、私の選んだわがままは卒業を押し付けることです。(だいぶひどい)
ゆっくりしていっていいんだよ~よしよしってしてもらうより、頑張りなって言ってくれたら嬉しいなと思ったんです。
卒業を決めてからいろいろな言葉を目にしました。
悲しんでくれたり、惜しんでくれたり、見当違いの推測をしてたり、いろいろありました。
ありがたいなと思ったと同時に悪者になったみたいでした。
わたしの決断は誰かを傷つけることなんだ、と思いました。
それと同時に悲しまないでほしかったです。
わたしはこんな素敵なところから離れるんだから、絶対に幸せにならないといけないんです。
幸せになるから悲しまないでほしいんです。
それはわたしを好きでいてくれるみんなとしなければいけない大事な約束だと思います。
だからみんなも各々大変なこととかままならないこととかたくさんあると思うけど、幸せになってね。
わたしは卒業を決めてからいっぱい勉強して、いっぱい壁にぶち当たって、いっぱい考えて、いっぱい成長しました。
具体的にいうと10月から16診断がINFPから12月にINTPになって2月にINTJになりました。(16診断JK要素)
変わりすぎなんだよな。
ゆるく解説すると感情で判断するんじゃなくて理屈でもの考えられるようになって、計画を大事って思えるようになったって感じです。
Iだけパーセンテージの変動あんまりないから陰キャは不変の要素ということですね。安心しますね。
なんか話ずれたけど、これからも私は生きていきます。
卒業したことを納得してもらえるくらい頑張ります。
わたし、頑張ることしか出来ないので。
デビューしてちょっと経ったときかな、「瀬戸美夜子は成長コンテンツ」って言ったんです。
ゲーム頑張ったり新しい技術身につけたりなんかいろいろ頑張ってたからこういうこと言ったんだと思うんですけど、今ほどそうだよなって思うことはなかったです。
成長するから、頑張れって言って見送ってほしいな。わがまま言っちゃった。
わたしは2018年のVtuber界隈がとっても大好きでした。
まるで全てを開拓していくようなあの感じが支えでした。
今のVtuber界隈はだいぶ形が変わりました。
ライブなんてあの頃は考えられなかったし、5万人は夢で10万人なんて夢のまた夢で、音質だって水中がちだったし配信画面だって今みたいにあんな凝ったものじゃなかったです。
そもそも始祖は洗濯機の上で配信なされていましたから…
10年経ってないのにこんな激動の流れでした。
にじさんじの好きなところのひとつに、そんな流れに合わせて柔軟に形を変えつつも、あの頃の良さがずっと残っているところです。
言葉遣い矯正ノートを書いていた方が怒号でバズってるんですよ、いいですよね。
あんな3D配信してスタッフさんやリスナーさんに良かったって言ってもらえるのはそういうことだと思います。ありがたいことだし嬉しいことです。
500万回言いますがにじさんじが嫌いになったり、もうやっていけないって思ったからやめようと思ったわけではないですからね。
にじさんじでライバーを始めた頃はガキでした。
主観的すぎて、視野があまりにも狭かったです。
みんなに応援してもらえたからこそ、わたしは心から人に感謝出来るようになったんです。
みんなのおかげ、ありがとう。
全てのスタッフさんに、ライバーさんに、マネに、リスナーに本当に感謝しています。
スタジオ行くたびに対応してくださったり、それ以外の見えないところでのお仕事のお陰でライバーは配信が出来ますし、ライバーという仲間がいるから自分ひとりじゃ表現できないものをお届け出来る。
姉のようであり、友達のようであり、たくさん支えてくれてなんでも相談できた大好きなマネのお陰でなんでもやりたいことできたし、みんなが見てくれたから、そこでやっと瀬戸美夜子が存在できました。
ライバー人生、後悔だっていっぱいあります。
でも後悔するから次は改善しようって変化したいって思うんです。
そうやって人としての基礎をにじさんじに教えてもらいました。
にじさんじにいたことは間違いなく自分の財産であり、一生忘れられない尊い経験です。
改めて、瀬戸美夜子でいさせてくれてありがとうございました。