こんばんは。今回もみなさんから募集した質問やお悩みに答えます。
質問①「むぎちゃんは他のVtuberの方の配信、アーカイブ、切り抜き等見ますか?出来ればでいいのですがどんな人とかジャンルとか見てるのか知りたいです!」
配信をリアルタイムで拝見することはあまりないのですが、Shortsと切り抜きはチェックしています。特に好きなのは、みと委員長、えるえる、三枝さん、ルンちょまさん、力一さんです!面白くて明るい気持ちのお裾分けをしてもらえます。
質問②「家長さんの10年後までにやっておきたい事、出来るようになっておきたい事など」
やっぱり外国語かなあ。それと、編み物とピアノをできるようになっていたいです!(今は編み物なんて全くできないし、ピアノも1曲だけを、楽譜を無視して音ゲー的な感覚で弾くだけです。)あとは、エレベーター、飛行機、電車などの閉塞感がある場所を克服できていたらとても良いなと思います。家の中でも外でも楽しく過ごせるようになりたいです。
「六十の手習い」(意味:60歳で習字を始めること。年をとってから物事を習うたとえ。)という言葉がありますが、以前読んだ白洲正子の本には、「六十の手習いとは、六十歳に達して、新しくものをはじめることではない。若い時から手がけてきたことを、老年になって、最初からやり直すことをいうのだ」(『私の百人一首』新潮社)とありました。この言葉に感銘を受けて以来、何か生涯をかけて楽しめるような趣味や自己研鑽を大切にしたいと考えるようになりました。
質問③「もはや大ベテランになってしまい、なかなか後輩と新たに関係を築くことも大変になってきているのではないかと思うのですが、最近気になっている・関わりを持ってみたい後輩はいますか?」
本当に古株も古株です。最初は15歳だったのに、今年の冬には22歳って何年経っているんだ…。ライバー一本ではないという立場と、元々内向的な性格も相まってかなりソロ活動が多い家長むぎですが、同じ箱のライバーさんと関わっていきたいと思っているのもまた事実。パッと浮かんだのは、石神のぞみさんや、健屋花那さん、…どなたでも、お話ししてみると楽しくて優しい方ばかりなので、お名前を挙げたらキリがないです。今年こそお友達を増やしたい…。
質問④「お世話になった先生にお菓子をプレゼントしたいんだけど、おすすめの美味しいお菓子あったら知りたいです」
プレゼント、素敵です!私のおすすめ贈答用お菓子は「アンリ・シャルパンティエ」の「プティ・ガトー・アソルティ」です。ちっちゃい焼き菓子のセットなのですが、ひとつずつ味も色も違って選ぶ楽しさがあります。もちろん、お味もすごく美味しいです。8種8個入で702円(税込)、8種12個入で1080円(税込)で自分にとってもお相手にとっても負担にならない価格帯ではないでしょうか。ちなみにここのクッキー缶も大好きです。公式通販があるのとデパ地下など実店舗も多いので、入手しやすいかと思います!
質問⑤「むぎちゃんがしてくれる言語の話が大好きなのでまた読みたいです。デュオの勉強をしながら感じたこととか、漢字の話とか…」
言語、ことばに関する情報がとても好きなのでそう言ってもらえて嬉しいです。最近出会って嬉しかったのは、「細かい水滴が、地面・水面近くに集まって、煙のようにかかる現象」を指す「霧(きり)」という言葉についてで、日本では春にかかる「霧」のことを「霞(かすみ)」と呼ぶそうです。春霞という言葉もあるくらいだし、童謡『朧月夜』の歌詞には「菜の花ばたけに 入り日薄れ 見渡す山の端 かすみふかし 春風そよふく 空を見れば 夕月かかりて におい淡し」とあり、春と霞の縁を感じます。百人一首にも「高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 たたずもあらなむ」(訳:遠くに見える高い山の頂上にある桜も、美しく咲いたなあ。近くの山の霞よ、どうか立たずにいておくれ。美しい桜が霞に紛れてしまわぬように。)という和歌がありますね。日頃なんとなく感じていた霧と霞の違いが明確に説明されており、日本語の奥深さを感じました。ちなみに、「霧」と「靄(もや)」は気象庁の使用用語に指定されていますが、「霞」という言葉は指定されていないそうです。さらにちなむと、英語で「霧」は「fog」と言いますが、「霞」は「mist または haze」と言います。
それからもうひとつ興味深かったのは、「銀河系」を意味する英単語「galaxy」の同源の言葉に「galactose」(ガラクトース)が有り、ガラクトースは乳糖(ラクトース)の成分のひとつで、よく考えたら「天の川」って英語で「milky way」って言うよな…というやつです。全てが繋がったような衝撃の感覚。「文化/culture」が「耕す/cultivate」から来ているのと同じくらいアツい。
宇宙系の単語でさらに挙げるならば、「化粧品/cosmetics」の語源はギリシャ語で「装飾に熟練した/kosmetikos」であり、「秩序/kosmos」を語源とするのですが、ある辞書では【cosmetics(=make up)とは「kosmos」の反対の意味である「カオス/chaos」の状態を、「秩序/kosmos」の状態にするもの】という風に定義されています。お化粧って、顔面のケイオスをコスモスにするんですよ、って、面白い限りです。
質問⑥「新生活に向けて初対面の人との仲良くなり方、関係性の継続のさせ方をお聞きしたいです!(いつも最初は楽しく喋れる→2、3ヶ月すると疎遠というパターンなので……)」
一度楽しく喋った相手には、以降見かけたら相手の名前を呼んで挨拶をする、というのが素朴ですがとても大切なことだと思います。「私はあなたのことを覚えているよ」とさりげなく示すことは相手にとっても安心できる嬉しいコミュケーションだと思います。初めて会った時の最高地点の熱量で全ての人と関係を築くというのはとても難しいことなので、あまり気負わずにいきましょう!それから一度疎遠になったとはいえ、喧嘩をしたわけでもなければ、またすぐに会話に花を咲かせられるようになります。大丈夫です!新生活ってドキドキしますよね…ウオ〜春が楽しみです。
また続きの質問やお悩みにも答えます!お楽しみに!